#Alert-2111
CPU BIOSのアップグレード及び、ダウングレードに関する注意
問題の概要:
Windows2003エンタープライズサーバーシステム及び、ftSSSリリース2.1.0.1から2.1.0.6をご利用のシステムにて、CPU BIOSをアップグレード及び、ダウングレードする際、ACPIレジストリーエントリーが削除されます。
内容:
ftSSSリリース2.1.0.1から2.1.0.6において、CPU BIOSのアップグレード及び、ダウングレードする際、システムリブート後、レジストリーエントリーが削除されます。このレジストリーエントリーはマイクロソフトhotfix 823749の一部であり、当問題の原因はhotfix 823749の不完全な修正によるものです。
hotfix 823749の初期リリースによりインストールされるbiosinfo.infファイルは、CPU BIOSが変更され、システムを再起動した際、ACPIドライバー配下に必要なレジストリーキー「Attributes」を削除する、クリーンアップ処理を含んでいます。
PCI(Peripheral Component Interconnect) ドライバのように、割り込み共有をサポートしたデバイスドライバは、そのデバイスがリクエストを処理するのに必要なレジストリ情報が不完全であるような状態の場合、システムは応答しなくなる (停止状態) ことがあります。結果、BMC Timeout(3分)に至り、BMCによるNMI(強制ダンプ及び再起動)が実行されます。
※ACPI (Advanced Configuration and Power Interface)
以下のメッセージは、リングバッファの中で見られる、レジストリーエントリーが削除された事を示す一例です。
06/04 22:16:21.71:8ab03a88:02:hal : SraHalReadAcpiRegister(6,2): read -1, converted to 0! (this has occurred 12351701 times)
該当機種:
Windows2003エンタープライズサーバー利用しているお客様で、ftSSSリリース2.1.0.1、2.1.0.4、および2.1.0.6において、CPU BIOSをアップグレード及び、ダウングレード操作を行う全てのftServerシステム。
回避策、対応策:
ftSSS 2.1.0.8以降にアップグレード頂くか、以下の手順を実施して下さい。
リリース2.1.0.1より2.1.0.6までの範囲でのftSSSをアップグレードする際、ftSSSアップグレードの実施に先がけて、CPU BIOSのアップデートと再起動を実施して下さい。
レジストリ修正ミスを防ぐ為、ストラタスは.regファイルを提供しております。
私どもでは手順1にての対処をお勧めしますが、もしダウンロードできないなどの問題がある場合、手順2にての実施をお願い致します。
手順1:823749.regを実行する
手順2:手動
その他ご質問、ご不明な点、または万が一問題が発生した場合は、保守契約窓口にご連絡下さい。
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