#Alert-2090
ftServer ディスクのフォーマットに関する注意
問題の概要:
Qlogic ローレベル ディスクフォーマットユーティリティーを使用する時、”Option ROM Scan Monitoring”をdiable(無効)にしないとフォーマットが中断します。
内容:
システム起動時に、Qlogic Bios ユーティリティーを使用してローレベルフォーマットを実施した場合に、Option ROM scan Monitoring のタイムアウトによりフォーマットが中断され、ディスクが使用できなくなってしまう。
この状態のディスクは、起動中のscsiバス スキャンで認識が出来なくなる恐れもあります。
このディスクを挿入した場合には、以下のようなイベントログが表示されます:
---baddiskinsertion.evt ERROR---
Thu Dec 11 15:21:50 2003 - 3300CACTEST/Disk - 7 ( 0xc0040007L )
The device, \Device\Harddisk2\DR6, has a bad block.
Decoded Binary Data ...
UniqueId=256 (see classpnp sources)
SCSI Address=00/nn/00
CDB opcode=0x25 (ReadCapacity)
SrbStatus=10000100
X--------Autosense Valid
XXXXXX-Status 0x04 (Error)
ScsiStatus=0x2 (CheckCondition)
SenseData=0x3 (Medium Error) 0x31
(Medium format corrupted)/ASCQ=0
Qlogic BIOSユーティリティーにて、ローレベルフォーマットを実施する場合、”Option ROM Scan Monitoring”diable(無効)にしなくてはいけません。
この機能をdisbale(無効)にする手順は以下のドキュメントを参照して下さい。
"Stratus ftServer Software Installation and Configuration Guide (R002W)"
2章の中の 表題"Formatting a disk"
この本文のリンクは以下になります。
http://ntdocs.pubs.stratus.com/mans/r002w-10/c25.htm#987878
影響:
全てのftServer
回避策:
起動時にシステムBIOS設定画面に入り、”Option ROM scan Monitoring”をdisable(無効)にします。手順は "Stratus ftServer Software Installation and Configuration Guide (R002W) "に記述されています。
システムBIOSの設定パラメータは、ftServerのモデルにより多少異なります。
関連ドキュメント:
Stratus ftServer Software Installation and Configuration Guide (R002W)
添付:DisableOptionRomRx.doc
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