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アラート情報　 ftServer

#Alert-2027
EMCディスクアレイ利用時のメモリーリークにつきまして

問題の概要：

ftServer EMC HBAモニタープロセスでのメモリリークによって、全ての未使用プールメモリが消費され、結果システムの停止を伴う場合があります。

HBAMON.DLLファイルにコーディングエラーがあり、それはsra_ppmon.exeプロセスによって使われています。 HBAMON.DLLプロセスのメモリリークは全ての未使用プールメモリを消費して、結果システム停止に至ります。これは、プロセスが起動後、２-４週間後発生します（インストールされているRAMの量に依存します）。

対応策：

1.4.0.1以降のftServer System Softwareへアップグレードするか、あるいは修正済みのHBAMON.DLLファイルに置き換えてください。
sra_ppmon.exeプロセスの開始と終了ストップすることはEMCディスクアレイの有用性に影響を与えませんが、EMCディスクアレイのモニターに影響を及ぼします。

• net stop sra_ppmonコマンドによってサービスを停止します。
• c:\Program files\stratus\managementに格納されるHBAMON.DLLファイルを置き換えます。
• net start sra_ppmonコマンドによってサービスを開始します。

修正済みリソース：

ftServer System Software release 1.4.0.1

影響：

全てのftServerにてリリース1.4.0.1以前をご利用かつ、EMCディスクアレイをご利用のお客様

ファイルHBAMON.DLLのバージョンは以下の方法でご確認頂けます：

• 通常、HBAMON.DLLファイルはC:\ProgramFiles\Stratus\managementに格納されます。
• マウスを右クリックして、そして「プロパティ」を選択して下さい。
• 「バージョン」タブの下で、「プロダクトバージョン」を選択して下さい。

ドキュメント：

不具合番号　winsm-2225

その他ご質問、ご不明な点、または万が一問題が発生した場合は、保守契約窓口にご連絡下さい。