#Alert-2010
DNS、WINSサーバとしてご利用になられる場合
問題の概要:
ftServerをDNS、WINSサーバとしてご利用されている場合、SSN接続定義後、NETBIOSを使用するクライアントはftServer へアクセスできなくなります。明示的にftServer のNICアドレスを指定される場合にはftServerへアクセスすることは可能です。
内容:
SSNはRRASを使用します。このため、SSN接続定義によりRAS IPアドレスのエントリが追加され,サーバのNICアドレスにかわりRAS IPがサーバアドレスとして使用されます。このため、NETBIOSの名前解決ができずアクセスできなくなります。また、SSN(RAS)の設定により IPルーティングが有効となります。これは、マイクロソフト技術情報NETBIOS名前解決問題 Q296379(Q292822) とIPルーティングJP262083によるものです。詳細はマイクロソフト社のWebをご参照ください。
対応策:
Service Packを適用の上、Q296379(Q292822)とJP262083に記載されている通りレジストリーの変更を行ないます。
Service Packを適用するためには、ftServer System Softwareリリースが1.3.1以上である必要があります。
影響:
ftServer3210シリーズ(ftSAAを搭載しないシステム)
ドキュメント:
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q296379
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;q292822
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/jp262/0/83.asp
その他ご質問、ご不明な点、または万が一問題が発生した場合は、保守契約窓口にご連絡下さい。
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