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#Alert-2002
Veritas Volume Manager 2.7及び関連Hotfixインストールの失敗

問題の概要：

VERITAS Volume Manager V2.7および関連するHotfixが、2002年10月30日以降IPL時にインストールできない。

内容：

ftServer 1.1.0～1.3.1でIPL時に使用されるVeritasのデモ･キーの有効期限が 2002年10月30日で終了します。このため、IPL処理時にVeritas Volume Manager と関連するHotfixをロードすることができません。
Veritas Volume Managerがインストールされないことを示す表示は、"Volume Manager 2.7 needs to be installed prior to installing hot fixes"という ワーニングのポップアップ･ウィンドウのみです。 IPL時に行われるVeritas Volume Managerのインストールの際には、エラーが表示されませんので、正しいユーザー･キーを入力することができません。
IPLが終了した後に、Veritas Volume Managerと関連するHotfixをマニュアルで インストールでき、この際各ftServerに提供されるユーザー･キーを設定すること ができます。

対応策：

• IPL途中に、"Volume Manager 2.7 needs to be installed prior to installing hot fixes"というポップアップ･ウインドウが出たときに IPLを完了するために"OK"をクリックする。
• IPLの最後のリブートが終わった後に、Administratorでログインし、 VERITAS Volume Managerおよび関連するHotfixをマニュアルでインストール する。 基本的な手順は次の通りです。
• IPLで使用したftServer Software CDを挿入する。
• インストール･ウィザードの画面を"Cancel"する。
• 次のディレクトリにあるsetup.msiパッケージを起動することにより Volume Managerをインストールする。
  英語版: D:\bin\veritas\english\ 日本語版: D:\bin\veritas\Japanese\
• インストール･ウィザードより、インストール･タイプに"Server"を選択し、ユーザ･ライセンス･キーを入力する。MCSCとDMPのサポートの 選択を解除する。これ以外の設定は全てデフォルトのままとする。
• システム再起動の画面で"No"を選択する。
• Volume Managerのインストールが完了した後、次のディレクトリにある Hotfixをインストールする。
  英語版: D:\bin\veritas\english\hotfix01 - hotfix05 日本語版: D:\bin\veritas\Japanese\hotfix01 - hotfix05
  なお、ftServerのリリースによりインストールするHotfixが違います
• Hotfixがインストールされた後、システムの再起動を行うため"Yes"を 選択する。
• ftServer Software CDを取り出す。
• ログインして、Volume Manager Consoleが動作すること、および 正しいHotfixがインストールされていることを確認する。
• 終了。

FIX：

wininst-1315は、1.3.1.2以降で修正されます。

影響：

ftServer Release CD 1.1.x、1.2.x.x、1.3.0及び1.3.1を使用して2002年10月30日以降にIPLを行なう全てのシステム。

ドキュメント：

wininst-1315

その他ご質問、ご不明な点、または万が一問題が発生した場合は、保守契約窓口にご連絡下さい。