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#Alert-1934
Veritas Volume Manager 2.7不具合によるデータ不整合が発生する問題

発行日付：　2001/12/25
修正日付：　2002/10/22　

問題の概要：

Veritas Volume Manager 2.7をご利用頂いているシステムにおいて、システム上に非常に高いディスクロードの状況下で、システムの中断あるいはデータ・コラプションが発生する可能性があります。

Veritas社はこの問題を既に識別しており、修正版を弊社よりご提供しております。以下に回避策を示します。当問題につきましてご不明な点がございましたら、保守契約窓口までご連絡下さい。

回避策：

この回避策は Veritas ドライバファイル(vxio.sys)を、Veritas によって我々に供給された新しいものと置き換える事によって、不具合を修正するものです。 この手続きは、管理者（Administrator）アカウントで行う必要があります。また、システムの再起動を必要とします。以下に手順を示します。

1.解凍
alert-1934.exe（自己解凍型実行可能プログラム）をダブルクリックして実行して下さい。ポップアップ・ウィンドウが４つのファイルが解凍されたということを知らせるでしょう。 C:\Veritasディレクトリが作成され、配下に４つのファイルが作成されるはずです。このフォルダ名を変えたり、ファイルを移動したりしないで下さい。

2.インストール
解凍が正常に行えましたら、コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行して下さい。

- cd c:\Veritas
- install.bat

注）Windows エクスプローラから install.bat を実行しないでください。

注）Windows エクスプローラから install.bat を実行しないでください。

インストールが成功した場合、以下のメッセージが出力されることを確認して下さい。
"Installation of file succeeded. You must now reboot the system to use the newly installed files."
また、インストールが正常に行えなかった場合、以下のメッセージが出力されます。弊社へご連絡下さい。
"Installation of new file failed."

3.再起動
インストールが正常に終了すると、インストールされたファイルを有効とする為に再起動を行う必要があります。再起動後に回避策が適用されます。 その他ご質問、ご不明な点、または万が一問題が発生した場合は、保守契約窓口にご連絡下さい。

対象リリース：

ftServer System Software 1.1.0にてVeritas Volume Manager 2.7を利用

修正リリース：

Veritas Volume Manager 2.7　Hotfix2にて修正済み。なお当修正はftServer System Software 1.1.0.1以降に含まれます。

影響：

ftServer System Software 1.1.0においてVeritas Volume Manager 2.7を利用してダイナミック・ボリュムを作成されているお客様。

その他ご質問、ご不明な点、または万が一問題が発生した場合は、保守契約窓口にご連絡下さい。