ニュース:2009年09月30日

ストラタス、インテル(R) マイクロアーキテクチャNehalem搭載、ftServer(R)新製品 販売開始
~処理能力、メモリ、ディスク容量の拡張化で柔軟なクラウド・コンピューティング構築を強力に支援~

2009年9月30日(東京)発日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 長井正利、以下、ストラタス)は、本日、業界標準でWindows OS対応の高可用性やミッション・クリティカル環境に妥協のない高性能な新世代ftServer(R)ファミリを2009年10月1日より販売を開始することを発表します。

Nehalemプロセッサ インテル(R) Xeon(R) 5500ベースの新世代のftServerファミリ「ftServer(R) 2600システム」「ftServer(R) 4500システム」、「ftServer(R) 6300システム」(以下、ftServer 2600、ftServer 4500、ftServer 6300)の3モデルは、従来機種と比較するとメモリが3倍の最大96GBに拡張され、大幅なパフォーマンスアップに成功し、最大8コアによる高い処理能力と99.9999パーセント以上の高可用性を実現しました。来るクラウド時代に備え、柔軟で最高の信頼性をお客様のシステム環境に提供いたします。

新製品ftServer 2600/4500/6300に加わった新機能

最新のNehalemプロセッサ インテル(R) Xeon(R) 5500の採用

従来機種ではインテルプロセッサーのFSBバスを採用していましたが、このたびの新機種3モデルには、最新のプロセッサのQPI(QuickPath Interconnect)テクノロジーを実装し、メモリ帯域幅を1.8倍から2.4倍に向上させることができました。

クロックカードの冗長化

業界初(自社調べ)のクロックカードの二重化を実現しました。これまでのftServerでは、クロックカードをバックプレーンに1枚のみ搭載していました。新しいftServerにおいては、各エンクロージャにクロックカードを搭載し、これまで以上に冗長化を強化しました。

最大メモリ数の拡張化

従来機種では最大32GBまでのメモリの搭載が可能でしたが、このたびの新製品では2ソケット構成時で従来機種の3倍の最大96GBまでメモリを拡張することが可能になりました。

ストレージ容量の拡張化

内臓ディスクに2.5インチ SASディスクを8ペア実装し、最大で3.5TB(論理サイズ/未フォーマット)まで利用可能になりました。

VTM(バーチャル・テクニシャン・モジュール)がマシン本体に統合

これまでオプションでご購入頂いておりましたVTMが、このたびの新製品から標準装備され、遠隔保守を行う場合には、特別なオプションをご購入頂く必要がなくなりました。

対象製品及び標準構成パッケージ価格

機種名 ftServer 6300システム ftServer 4500システム ftServer 2600システム
CPU インテル Nehalem-EP Xeon X5570 クアッドコアプロセッサ 2.93GHz 2ソケット インテル Nehalem-EP Xeon X5504 クアッドコアプロセッサ 2GHz 1~2ソケット インテル Nehalem-EP Xeon X5504 クアッドコアプロセッサ 2GHz 1ソケット
冗長メモリ 8GB - 96GB 4GB - 96GB 4GB - 16GB
I/O PCI-Express(1.0a):4枚(標準)
PCI-Express(2.0):4枚(オプション)
PCI-Express(1.0a):
4枚(標準)
内蔵ディスク 15000/7200回転 SAS(シリアル・アタッチドSCSI)ディスク
対応OS Windows Server 2003 Enterprise Edition SP2 R2(32ビット) Windows Server 2003 Standard Edition SP2 R2(32ビット)
Windows Server 2008 Enterprise Edition SP2(32/64ビット) Windows Server 2008 Standard Edition SP2(32/64ビット)
標準構成パッケージ価格 Windows版
¥6,980,000~
Windows版
¥3,790,000~
Windows版
¥1,250,000~

上記標準構成パッケージ価格は、本体基本パッケージ税抜き価格となります。

上記標準構成パッケージ価格には、保守費用が含まれておりません。

最小稼動構成を組む場合は、上記パッケージの他にメモリ、ディスク等を別途ご購入頂く必要があります。

業界標準OSへの柔軟な対応

すべてのftServerモデルは、Windowsサーバ2008 32ビット/64ビット版を含め、Windows OSに対応しています。このたび発表いたしましたモデルのRed Hat(R) Enterprise Linux(R)への対応につきましては、本年度中の開始を予定しております。またVMware(R) vSphere4仮想化ソフトウェアについては、2010年上半期に提供を開始する予定です。尚、LinuxとVMwareは、従来機種で対応しております。

製品紹介イベントのご案内

10月29日(木)に、ザ・リッツ・カールトン東京にて日本ストラタステクノロジー主催、日刊工業新聞社後援、リードプラス株式会社協力で「第5回ストラタス ftSolution ステーション+VM3 2009 ~クラウド・コンピューティングに最適なサービスとは~」セミナーを開催いたします。本セミナーでは、来るクラウド時代に備えて必要な準備や、クラウド化で期待できるメリットや想定できるデメリットを各分野の著名な講師の皆様からアドバイス頂く勉強会形式の基調講演をはじめ、このたび発表いたしました ftServer新製品3モデルのご紹介と実機を利用してのデモンストレーションを行います。受講料無料のセミナーとなりますので、この機会に是非ともお気軽にご参加頂きますようご案内申し上げます。なお、事前申し込みは以下ウェブサイトより承っております。

セミナー事前申し込み公式サイト:http://www.stratus.co.jp/station5/

ストラタスftServerについて

ストラタスのftServerは、二重化されたハードウェアをリアルタイムに同期させることにより万一の障害でも停止しない、99.9999%以上の最高の可用性をお客様に提供します。シンプルな構成でシステムダウンによる損失コストをなくし、容易な導入と運用で信頼性のあるシステムを構築する事が可能です。詳しくは右記のウェブ頁をご参照願います。

http://www.stratus.co.jp/products/index.html

ストラタステクノロジーについて

ストラタステクノロジーは、ミッション・クリティカルなビジネスを99.9999パーセント以上の連続可用性で支援し続けることに注力したビジネスを展開しています。ビジネス継続性を実現するには、仮想化環境を含むすべてのITインフラストラクチャに優れた可用性が要求されます。ストラタスはそれらの課題を解決するためのソフトウェアによる高可用性製品、無停止型サーバ、高可用性コンサルテーション・アセスメント、そして遠隔保守サービスを含むトータルソリューションを構築し、29年間にわたり、多岐分野に高信頼性ソリューションを提供し続ける実績あるトータルソリューションプロバイダです。 詳細はWebサイト:http://www.stratus.co.jpをご参照ください。

本プレスリリースに関する報道お問い合わせ先

日本ストラタステクノロジー株式会社

営業本部 プリセールス推進部 コーポレートコミュニケーション担当

駒村 紋(コマムラ アヤ)

TEL : 03-3234-5562

Email : ftServer.jpn@stratus.com

URL : http://www.stratus.co.jp

登録商標について

Stratus、Stratus Technologies ロゴ、ftServerは、 Stratus Technologies Bermuda Ltd.の商標ないしは登録商標です。

文中で引用された社名、製品名、サービス名については、各々の企業の商標ないしは登録商標であり、各所有者が商業権を保持しています。

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