ニュース:2006年10月11日(US時間)
ビック東海のASPサービス「OneOffice Mail Solution Uシリーズ」でストラタス「ftServer」を採用
~同サービスは企業向けメールシステムのアウトソーシングサービスであり、低コストでサービスの信頼性を提供するためにストラタスの「ftServer」を採用しました。~
本リリースは、ビック東海からの発表の一部抜粋版となります
2006年10月11日(東京)発-日本ストラタステクノロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長井正利、以下 ストラタス)は、このほど同社製品「ftServer」の販売パートナーである株式会社ビック東海(本社:静岡県静岡市 代表取締役社長早川博已、証券コードJASDAQ:2306以下 ビック東海)が、高性能・多機能な企業向け統合型メールASPサービス「OneOffice Mail Solution」の新サービスとして、無停止型サーバによる1サーバ1企業ユーザ型「OneOffice Mail Solution Uシリーズ」(以下 Uシリーズ)を追加し、10月12日から受注活動を開始する運びとなりましたことをお知らせします。
一般に、1サーバ1企業ユーザ型のメールASPサービスは、冗長化コストが実用化の障害となっていましたが、「OneOffice Mail Solution」で蓄積したアウトソーシングとサポートのノウハウに加えて、ストラタスの無停止型サーバを採用することにより、低コストで信頼性と障害対応力に優れた1企業ユーザ専用のメールASPサービスを実現することができました。
「Uシリーズ」は、ウイルスメール・スパムメール対策はもとより、WEBメール対応、携帯電話対応やメーリングリストに加え、内部統制や日本版SOX法の備えともなるメールアーカイブ(全件保存)と添付ファイルを含めた全文検索、情報漏えい対策としての送信メールフィルタリングなど、ユーザは必要にあわせて自由に選択することができます。利用料の一例として、データセンタにサーバを構築・設置して専任のスタッフがシステム運用管理およびサポートまでを行い、メールアドレスが3,000アカウントのケース(提供機能:メールサーバ・メールアーカイブ(容量5TB)および監査・WEBメール)では初期200万円、月額175万円(税別)となり、1アカウントあたり月額約583円のコストでメールシステムのアウトソーシングが可能となります。なお、初年度5件の受注を計画しています。
「Uシリーズ」の最大の特徴は、1ユーザが1台のサーバをメールサーバとして使用し、しかもサーバにはストラタスの無停止型サーバ「ftServer」を採用したことで、システム可用性と拡張性を向上させ、コストダウンを実現化し、更には高信頼性をも提供できる点にあります。
ストラタスの「ftServer」は、OSに「Linux」を採用しており、専用のアプリケーションの開発や、特殊な設定を行う必要がなく、汎用のアプリケーションをそのまま使用することができるため、専任の技術者を常駐させる必要もありません。さらに、遠隔診断が可能であり、全国どこからでも運用状況を確認できることに加え、CPUエンクロージャ、I/Oエンクロージャともに完全二重化されているため、万が一、障害が発生しても停止することなく動作し続け、障害部分の復旧は、障害コンポーネントを交換するだけでフェールバック等の作業は不要となっており、これらがコスト低減に大きく寄与しています。
「OneOffice Mail Solution Uシリーズ」の販売概要
名称 |
「OneOffice Mail Solution Uシリーズ」 「Uシリーズ」というサービス名称は、アカウント数、容量、提供機能などに上限を定めないサービスという意味を込めてUnlimitedの頭文字をとって名づけました。 |
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販売方法 | ビック東海による直販、およびビック東海の販売パートナー経由 |
サービス開始 | 2006年10月12日 |
利用料(一例) | [メールサーバ(3,000アカウント)・メールアーカイブ(容量5TB)および監査・WEBメール機能]のケースで、初期200万円、月額175万円(税別、3年間利用時) |
販売目標(初年度) | 5件 |
運用環境 | ビック東海データセンター内にて24時間365日体制で運用 |
用語説明
「OneOffice Mail Solution」について
2005年3月にリリースした企業向けの高性能・多機能な統合型メールASPサービスで、各種認定取得の自社データセンターと自社ブロードバンドネットワーク網をインフラとして、24時間365日体制で安全に運用しております。今回の「Uシリーズ」も同データセンターで運用されます。
大容量メールボックスおよびアンチウイルス機能をもつ高性能・多機能な「OneOffice Mail」、メールの全件保管や添付ファイルも含めた全文検索が行えるメール保存システム「OneOffice Mail Storage」、アンチスパム機能を提供する「OneOffice SPAM Filtering」の3つのサービスで構成されています。
「OneOffice Mail Solution」についての詳細(URL=http://www.oneoffice.jp/mail/)
「ftServer」について
「ftServer」は、CPU、メモリ、HDD、PCI、イーサネットなどのハードウエアを2重化し、障害時には片側のコンポーネントを自動で切り離すことによりシステムダウンやデータの損失を回避する無停止型サーバです。デバイスドライバの強化等OSの信頼性向上も行われており、今までの実績で 99.999%を超える連続稼動性能を実証しています。ハードウエアによる多重化機構により、通常のアプリケーションがそのまま動作するので迅速な導入・稼動が可能になり、障害が発生しても停止しないので、24時間連続稼動運用に最適です。
株式会社ビック東海について
ビック東海は、「通信」「放送」「情報」の三事業を統合したワンストップサービス企業として情報通信分野で幅広いサービスを展開しています。自社で保有する光ファイバーネットワークとiDC、カスタマーセンターをバックボーンに、その環境を最大限に活かすサービスを提供する「トータル・コミュニケーション」によって、より高い顧客満足の実現を目指します。
詳細はWebサイト:http://tokai.jp/をご参照ください。
社名 | 株式会社ビック東海(VIC TOKAI CORPORATION) |
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創立 | 昭和52年3月18日 |
資本金 | 21億9,057万円(平成18年3月31日現在) |
社長 | 早川博己 |
本社 | 静岡県静岡市葵区常磐町2丁目6番地の8 TOKAIビル |
売上 | 219億7,200万円(平成17年度単体)、234億3,600百万円(平成17年度連結) |
社員数 | 900名(平成18年3月31日現在) |
ストラタステクノロジーについて
ストラタステクノロジー社は、ミッション・クリティカルなビジネスに必要な連続可用性を持つITシステムの実現と支援に特化したサーバとサポート、ソリューションをワールドワイドで提供しているソリューション・プロバイダです。ストラタスは、25年にわたり障害でも停止しないITシステムを提供しつづけ、製造、医療、通信、金融、警察や消防、物流、その他の多くの産業向けに連続稼動を特徴とするソリューションを提供しています。
詳細は、日本国内向けストラタスwebサイト:http://www.stratus.co.jp
米国ストラタス本社webサイト:http://www.stratus.comをご参照ください。
本件に関する報道お問い合わせ先
日本ストラタステクノロジー株式会社
ビジネス開発本部
駒村(コマムラ)
TEL : 03-3234-5562
Email : ftServer.jpn@stratus.com
URL : http://www.stratus.co.jp
株式会社ビック東海
SI事業部ネットサービス部
斉藤悦彦、横澤直樹
TEL : 054-254-3787
FAX : 054-272-6443
Email : ftServer.jpn@stratus.com
URL : http://tokai.jp/
登録商標について
Stratusロゴ、ftServerは、Stratus Technologies Bermuda Ltd.の登録商標です。
OneOffice は、株式会社ビック東海の登録商標です。
登録商標であるLinux、Linux Mark Instituteは、Linus Tolvaldsの唯一のライセンシーです。Linus Tolvaldsは、全世界における本商標の知的財産権を保持しています。
本プレスリリースに記載のある会社名、製品名は、一般に各社の登録商標または商標です。