日本ストラタス、オンライン・アップグレード機能を装備した無停止型サーバ「ftServer 4300／4600」二機種を発表
～従来機をパワーアップすると共に、オンライン・アップグレード機能によりさらなる可用性向上を実現した第三世代フォールト・トレラントサーバ～

2005年9月13日（東京）発 - 日本ストラタステクノロジー株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：長井正利）は、本日、インテル社製最新CPU搭載の新しいフォールト・トレラントサーバ（Fault-tolerant server＝無停止型サーバ、以下FTサーバ）の新機種「ストラタス ftServerR 4300／4600」の販売開始を日米同時で発表いたしました。この新しいFTサーバモデル「ftServerR 4300／4600」は現行機種に比べシステム性能で約2～3倍、入出力帯域幅で約8倍の速度向上を達成する一方で、連続稼働処理性能を向上させる、以下のような最新の技術を搭載しました。

ftServer 4300／4600の特徴

1. ストラタス Active Upgrade&tade;機能の搭載によるオンライン（稼動）状態でのソフトウェアアップグレードの実現化。従来機種ではソフトウェアのアップグレード時には計画停止が必要でした。
2. ストラタス設計の最新FTチップセットを搭載。最新のインテルEM64T対応CPUとPCI-Xインターフェースに対応。この新型FTチップセットにより、CPUのリアルタイム同期を可能とする従来の機能に加え、Active Upgrade&tade;に必要な機能をサポート。
3. SCSIドライブに匹敵する信頼性と性能を備えた最新鋭のエンタープライズSATAディスクドライブを内蔵DISKとして採用。
4. ストラタスが独自開発したVTM（バーチャル テクニシャン モジュール）でより高機能な運用を可能としました。自律機能とフォールトトレラント機構を組み合わせ、さらに高可用な運用機能とActive Upgrade機能でIT管理者の負担を大きく軽減します。

販売価格

ftServer 4300の製品価格は¥474万～です。ftServer 4600を含む詳細価格については別途お問合せください。

販売形態および販売開始時期について

ftServer4300／4600は以下の主要スペックにて販売を開始いたします。販売は日本ストラタスの販売代理店より本日から開始となります。

ftServerファミリの特徴

1 ハードウェアによる完全多重化構成。万一の障害時にもシステムのダウンタイムやデータの損失は発生せず、他社にない連続可用性を実現。

本機能は2006年第1四半期に出荷予定のソフトウェアにて対応予定です

2 デバイスドライバの強化等、ストラタス無停止テクノロジーを駆使した独自のソフトウェアによる可用性を強化。

3 Windows2003Rアプリケーションに何ら手を加えることなく、ITインフラを構築、迅速な導入・稼動が可能で、稼動中のシステム管理やサービス監視の無人化ニーズに対応。

4 先進的な統合管理を可能にするサポート機能を内蔵。ストラタス独自の24時間リモートサポートシステムとサービスネットワークを通じてシステム障害を自動モニタリングし、遠隔地での24時間連続稼動を実現。また、24時間の運用体制を取る必要がなく、リモートから管理・運用が可能で運用コストを大幅に削減。

ストラタステクノロジーについて

ストラタステクノロジー社は、ミッション・クリティカルなビジネスに必要な連続可用性を持つITシステムの実現と支援に特化したサーバとサポート、ソリューションをワールドワイドで提供しているソリューション・プロバイダです。ストラタスは、25年にわたり障害でも停止しないITシステムを提供しつづけ、製造、医療、通信、金融、警察や消防、物流、その他の多くの産業向けに連続稼動を特徴とするソリューションを提供しています。

詳細は国内向けWebサイト：http://www.stratus.co.jp

米国本社Webサイト：http://www.stratus.comをご参照ください。