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プレスルーム

 
ニュースリリース
2006年05月10日

日本ストラタステクノロジーとOpen Cloud、次世代ネットワーク向け
サービスデリバリープラットフォーム提供開始
〜無停止型インテル® Xeon® プロセッサーサーバー「ftServer®」にJAIN SLEE準拠のアプリケーションサーバ「Rhino(ライノ)」搭載し、次世代テレコムサービスの実行環境を実現〜

2006年5月10日(東京)発−日本ストラタステクノロジー株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:長井正利、以下日本ストラタス)とOpen Cloud Limited(本社:英国・ケンブリッジ、CEO: Stephen Newton、日本支社:東京都千代田区、日本支社長:福田敦彦、以下Open Cloud)は、本日、ストラタスの無停止型インテル® Xeon® プロセッサーサーバー「ftServer®」にOpen Cloudが開発したアプリケーションサーバ「Open Cloud Rhino(ライノ) SLEE (以下Rhino)」を搭載し、テレコム業界向けの次世代「サービスデリバリープラットフォーム(SDP)」提供のための提携を行うことを発表いたします。

本提携においては、99.999%以上の連続稼動実績を持つ無停止型サーバとCGL準拠の「MIRACLE LINUX 4.0」を搭載したモデルに、Open Cloudが開発したJAIN SLEE準拠のアプリケーションサーバ「Rhino」を搭載したシステムを、ストラタスから販売開始いたします。今後本格化するIMS、FMCにおける新規サービスのプラットフォームとして、両社でプロモーションしていきます。

尚、来たる5月11日(木)に開催されます、リックテレコム社主催「次世代ネットワーク&サービスConference 2006」(会場:秋葉原コンベンションホール)のストラタス展示ブースにおいて、二社共同で本システムのデモンストレーションを実施します。


【提携の利点】
1. テレコム業界で多くの実績を持つストラタスの信頼性システムを用いて、新サービスの導入が可能になります。
2. CGL2.0.2 Priority 1準拠のMIRACLE LINUX V4.0が搭載されます。
3. ミラクル・リナックス社は、MIRACLE LINUX製品出荷後から7年間のサポートをします。
4. Rhinoの提供する様々なキャリアクレード機能(オンラインサービスアップグレード等)によって、ソフトウエアを含めたトータルなシステムとしての連続稼動性能を実現します。
5. 「オープンなサービス開発/実行環境」と「最高水準の信頼性」という、これまで両立が難しかった二つの特徴を併せ持つ次世代サービスプラットフォームを実現します。
このたびの発表に際して、インテル株式会社様、ミラクル・リナックス株式会社様からご賛同のメッセージをいただいております。


インテル株式会社 取締役 事業開発本部 町田 栄作 様
インテル株式会社は、このたびの日本ストラタステクノロジー株式会社とOpen Cloud Limitedによる提携により、インテル® Xeon®プロセッサーが、高い信頼性を要求される通信業界での次世代のサービスを支えるプラットフォームとして提供されることを歓迎いたします。
インテルはバックエンドサーバーからモバイル端末まで、エンド・ツー・エンドでプラットフォームを提供し、世界の通信業界で導入事例の数は着実に増やしております。この度の日本ストラタステクノロジー株式会社と、Open Cloud Limitedの協業で加速されると思われる、通信サービスをさらに柔軟な形で提供するFMC、その実現の鍵のひとつとなるIMSは、インテルのエンド・ツー・エンドのプラットフォームだけでなく、WLANや、WiMaxなど、インテルが普及にイニシアティブを取ってきた通信インフラへの取り組みもあわせて貢献できる機会となります。 インテルはこのたびの両社の協業を通じて、さらに弊社のそのような取り組みが、通信業界における柔軟で、オープンな環境の普及の加速につながると期待しています。


ミラクル・リナックス株式会社 代表取締役社長 佐藤 武 様
インテル株式会社は、このたびの日本ストラタステクノロジー株式会社とOpen Cloud Limitedによる提携により、インテル® Xeon®プロセッサーが、高い信頼性を要求される通信業界での次世代のサービスを支えるプラットフォームとして提供されることを歓迎いたします。
インテルはバックエンドサーバーからモバイル端末まで、エンド・ツー・エンドでプラットフォームを提供し、世界の通信業界で導入事例の数は着実に増やしております。この度の日本ストラタステクノロジー株式会社と、Open Cloud Limitedの協業で加速されると思われる、通信サービスをさらに柔軟な形で提供するFMC、その実現の鍵のひとつとなるIMSは、インテルのエンド・ツー・エンドのプラットフォームだけでなく、WLANや、WiMaxなど、インテルが普及にイニシアティブを取ってきた通信インフラへの取り組みもあわせて貢献できる機会となります。 インテルはこのたびの両社の協業を通じて、さらに弊社のそのような取り組みが、通信業界における柔軟で、オープンな環境の普及の加速につながると期待しています。


キャンペーン価格・期間のご案内
「MIRACLE LINUX V4.0 」を搭載した「ftServer® M30 システム」に、「Rhino」を搭載したバンドルパッケージを、1年間の期間限定キャンペーンにて特別価格で販売いたします。

  ハードウェア バンドルソフトウェア キャンペーン
価格
ストラタス ftServer® M30 システム Open Cloud Rhino® SLEE v.1.4.3
SDPパッケージ
最小構成
・Intel® Xeon® 3.06GHz 2way
・2GB メモリ
・36GB ディスク
・MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
・JAIN SLEE 1.0 (JSR-022)準拠の
 アプリケーションサーバ
・Open Cloud SIP スタック
・SIP Resource Adapter
・HTTP Resource Adapter
・管理機能パッケージ
・25 セッション/秒でのライセンス
¥11,810,000 〜


■用語解説
CGL(Carrier Grade Linux)について
Linuxのビジネス利用を支援するOSDL(Open Source Development Labs)が定めたLinux仕様の一つで、通信事業に利用可能な高信頼性Linuxのこと。


JAIN SLEE(JSR 22)について
Javaテクノロジーをベースとしたアプリケーション環境の一つで、ネットワークサービス構築に不可欠な「イベント駆動型アプリケーション」を最も効率良く作成及び実行する為のプログラミングモデルを提供するもの。


ftServer®について
ftServer®は、CPU、メモリ、HDD、PCI、イーサネットなどのハードウェアを2重化し、障害時には片側のコンポーネントを自動で切り離すことによりシステムダウンやデータの損失を回避する無停止型サーバです。デバイスドライバの強化等OSの信頼性向上も行われており、今までの実績で99.999%を超える連続稼動性能を実証しています。ハードウェアによる多重化機構により、通常のアプリケーションがそのまま動作するので迅速な導入・稼動が可能になり、障害が発生しても停止しないので、24時間連続稼動や管理者が常駐していないサイトでの運用にも最適です。ftServer®は、24時間対応可能なサポートセンターでシステム障害を自動モニタリングし、リモートから診断・管理できる機能を組み込んでいるため、遠隔地での無停止連続稼動を実現します。システムに詳しい管理者を常駐させる必要がなく、コストを削減することができます。


Rhinoについて
Rhinoは、世界初のJAIN SLEE (JSLEE) 1.0に準拠したJavaアプリケーションサーバです。通信事業者のミッションクリティカルかつ高いリアルタイム性が要求される処理モデルに特化してデザインされた、真にJAIN SLEE 1.0のコンセプトを具現化した製品です。これにより、今後爆発的な拡大が見込まれるSIP及びIMS/MMDの世界に、オープンかつ汎用性と「再利用性」の高い開発環境と、堅牢なるサービス実行環境を提供致します。これまで数々のベンチマークやトライアルを通して、Rhinoの高い処理性能(High Throughput, Low Latency)、スケーラビリティー、信頼性が証明されてきました。又現在、Rhinoは段階的かつ効率的な(IMS/MMDへ向けての)ネットワークマイグレーション技術、(FMC実現へ向けての)ネットワーク統合技術としても注目されております。


【ストラタステクノロジーについて】
ストラタステクノロジー社は、ミッション・クリティカルなビジネスに必要な連続可用性を持つITシステムの実現と支援に特化したサーバとサポート、ソリューションをワールドワイドで提供しているソリューション・プロバイダです。ストラタスは、25年にわたり障害でも停止しないITシステムを提供しつづけ、製造、医療、通信、金融、警察や消防、物流、その他の多くの産業向けに連続稼動を特徴とするソリューションを提供しています。詳細はWebサイト:http://www. をご参照ください。


【Open Cloud Limited について】
Open Cloudは2000年4月にニュージーランドにて創立されました。今後IMSやNGNへ向かって段階的かつ大きな構造的変化を遂げるテレコミュニケーションの世界に対して、Open Cloudは創業以来一貫して「Javaテクノロジーをベースとした、オープンなネットワークサービスを実現する革新的なソフトウェアテクノロジーの実現」に邁進してまいりました。
Open Cloudは、ネットワーク上で発生する様々なリアルタイム・トランザクション処理や、通信事業者の効率的なオペレーションを実現する為のリアルタイム・ビジネス・プロセス・インテグレーションといった分野に対して、‘Open Cloud Rhino SLEE’を数多くのパートナーとの協業を通して提供しております。
現在Open Cloudは英国(ケンブリッジ)本社に加えて、ニュージーランド(ウエリントン)、スペイン(マドリード)、米国(カリフォルニア州ニューアーク)、そして東京に拠点を構えております。
詳細はWebサイト:http://www.opencloud.com をご参照ください。


■ 本件に関する報道お問合せ先:
日本ストラタステクノロジー株式会社 Open Cloud Limited(日本支社)
ビジネス開発本部    
マーケティングコミュニケーション担当 駒村 紋   広報担当 五十嵐 久理
TEL:03-3234-5562   TEL:03-5211-5175
Email:
  Email:
hisanori.igarashi@opencloud.com


※ JAVA、JAINは、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※ 本プレスリリースに記載のある会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

以上

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