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プレスルームニュースリリース
2005年11月25日
ストラタスとNEC、共同製品開発、 2005年11月24日(US時間)、 マサチューセッツ州メイナード発−米ストラタステクノロジー(本社:米国マサチューセッツ州 メイナード、社長兼最高経営責任者: David J. Laurello、以下ストラタス)と日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:金杉 明信、以下NEC)は、本日、フォールト・トレラントサーバ分野おいて、協業を強化し、長期におけるハードウェア製品の共同開発と製造に関する二つの10年にわたる提携契約の確立に合意しました。 NECはまた、高可用性サーバ市場の成長性を見込み、ストラタスに900万米ドルの現金出資を行い、資本提携を強化しました。
ストラタスとNECはこのたびの提携で、技術のクロスライセンスと、将来のフォールト・トレラントコンピュータサーバの開発で密接に技術提携し、コアとなるフォールト・トレラントテクノロジーを相互に提供します。 25年以上に渡り開発を行ってきた専門的技術を用いて、ストラタスは継続したサーバオペレーションを可能にする独自高可用性ソフトウェアを提供します。 NECには、ハードウェアデザインと、ストラタスがNECから購入するハードウェアプラットホームの製造を行います。 各社は、特有な市場要求に対し、各社それぞれの特徴と機能性を加え、Windows®とLinux®が稼動する環境向けに独自のフォールト・トレラントサーバブランドを販売します。 ストラタスとNECはこのたびの提携により最初に共同開発するサーバを2006年下期からの提供を開始する予定です。 研究開発費用をNECと分担することによって、ストラタスはソフトウェア開発とエンタープライズ・コンサ ルティングサービスの投資を拡充しながら、コストと人員の削減を行うことを期待しています。 米ストラタス、社長兼最高経営責任者であるDavid J. Laurello (デービッド J. ロレーロ)は次のように述べています。 「ストラタスとNECとの提携は、エンタープライズ向けに付加価値のある高可用性のソリューションサービスへフォーカスすることを可能にし、フォールト・トレラントソフトウェア開発への投資を増強し、顧客やパートナーに業界をリードするフォールト・トレラントサーバを提供し続けることを可能にします。」 そしてまた次のように述べています。「また、私たちが製品開発提携にもたらす同じコアテクノロジーは、顧客の最も重要なビジネスプロセスの連続可用性を確実にすることを支援する、私たちのコンサルティングとマネージド・サービスの基盤です。ストラタスのContinuous ProcessingR テクノロジーは、私たちのソリューションサービス戦略とNECとの提携の要になります。」 このたびのパートナーシップでは、通信事業者やエンタープライズテレフォニー、資金決済、証券取引、クレジットカード処理、製造業、警察、消防などのコンピュータ支援による緊急通報、セキュリティ、およびコールセンターのようなビジネス・クリティカルおよびミッション・クリティカルなオペレーションに構築されたサーバを生み出すことができます。 1999年以来、NECとストラタスは、ハードウェアとソフトウェアエンジニアリングプロジェクトで協業して参りました。そして、NECは現在、米国と日本でストラタスと共同開発したフォールト・トレラントサーバをNEC Expressブランドで販売しています。 NEC、取締役執行役員専務、小林一彦氏は次のように述べています。「NECがストラタスに投資して業務提携することは、規模と重要性において成長し続ける高可用性サーバ市場への私たちの相互利益を追求するために、大変喜ばしいことです。」 そしてまた次のようにも述べています。 「私たちの両社独自の強さと能力は、素晴らしい製品を生み出し、世界市場への私たちのアプローチを差別化するのに役立ことでしょう。」
NECの900万米ドルの出資は、ストラタスの資本のおよそ3パーセントになります。 主要な投資家は、インベストコープ社、ミッドオーシャン・パートナーズ社、インテルキャピタル社および、ストラタスの役員および従業員です。 【ftServerについて】 日本電気株式会社について
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