導入事例:北陸損保鑑定

北陸損保鑑定

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中小企業への無停止サーバー導入事例

専任の管理者がいない企業のインフラ構築に
管理・運用工数がかからないftServerが最適

北陸損保鑑定様中小企業への無停止サーバー導入事例ページ-メインビジュアル

石川県金沢市に本社を置く北陸損保鑑定。業務システムのインフラとして日本ストラタステクノロジーのftServerを採用した。ftServerについて、北陸損保鑑定・代表取締役の中村司氏と取締役の中村洋美氏にお話を伺った。

ICTに注力、情報漏えいを防ぐため、サーバーの運用が前提に

北陸損保鑑定は、保険会社からの業務委託を受け、損害を被った建物や家財、機械、商品などの保険価格と損害額を算出し、保険金支払直前までの一連の業務を行う「損害鑑定業務」や、各種ビル、ホテル、デパートなどの商業施設や製造工場、化学・石油精製プラント施設、神社・仏閣など特殊物件の保険価額を評価する「評価鑑定業務」を行っている。

「以前から、生産性を向上するためICTに力を入れてきました。基幹システムや業務システムの中には、自社で開発したものも少なくありません」と、北陸損保鑑定・代表取締役の中村司氏は語る。

北陸損保鑑定は、社員数12名の中小企業だ。少ない人数で品質の高い業務を遂行するため、生産性や効率化を高める各種システムを利用してきた。

「システムを使っていると、どうしても端末側に情報を保存したくなります。しかし、端末に情報を保存すると、盗難などによる情報漏えいリスクが高まります。そこで業務で扱う情報はすべてサーバーに保存し、端末にはデータを残さないようにしています」(同)

北陸損保鑑定では、グループウェアや文書管理サーバー、ファイルサーバーなどを導入し、業務で必要な情報は、すべてサーバー上で管理している。データを集約することで、生産性や業務効率を落とさず、セキュリティを確保しているのだ。

一方で、サーバーが停止すると業務の停止に直結するという問題がある。

「サーバーが停止すると業務が滞るため、サーバーを冗長化し信頼性を高める構成とし運用してきました」と取締役・中村洋美氏は説明する。

インフラに無停止サーバー「ftServer」を採用

北陸損保鑑定はこのインフラをリプレースし、無停止型サーバーとして知られる日本ストラタステクノロジーのftServerを導入した。ftServerは、信頼性が高く、金融機関などミッションクリティカルな基盤でも採用されている事でも知られている。

「以前のシステムでは、同じハードウェアを2台用意するため、サーバースペースや電気代も2台分必要になっていました。また、障害時にスムーズに対応するため、定期的なテストや訓練を行うなど、運用の手間もかかっていました。たしかにシステムのダウンタイムは削減できたのですが、投資・運用に無駄が多く、かなり『もったいない』状況になっていたのです。リプレースではこれらの課題を解決したいと考えていました」(中村洋美氏)

そこでダウンタイムを最小化しつつ、投資や運用の無駄が少ないシステムの検討を開始。富士ゼロックス北陸よりftServerの提案を受けた、というわけだ。

ftServerは、一つの筐体内にCPUやメモリ、ストレージ、電源などを二重化。「フォールト・トレラント・アーキテクチャ」を採用しており、障害があっても、システムが止まることがない。

また、ftServerは、OS以上はシングル構成のため、アプリケーションについては、互換性が担保されており、アプリケーションの変更や、特別な開発は不要。ユーザーは、シングルサーバーと同様な運用管理ができ、工数が増大することがない。

北陸損保鑑定にとって、導入・運用しやすいシステムとなっていた。

中小企業にこそ、ftServerを使ってほしい

「システムのダウンタイムを削減したい」、「運用・管理工数を削減したい」というのは、企業規模を問わず共通の課題だ。しかし、従業員数が少ない中小企業では、システムの構築・運用に専任の人員を割けず、導入できるソリューションが限られてしまう。

「ftServerであれば、構成がシンプルになり、投資や運用の無駄もありません。プライバシーマークの取得申請上、システムがコンパクトにまとまっていると安心感があり審査にも通りやすい。」と富士ゼロックス北陸株式会社・ソリューションサービス統括部・システムエンジニアリング部・SE2課・課長の川上正春氏は話す。

ソリューションサービス統括部・システムエンジニアリング部・SE2課の山本直緒氏は「中小企業には専任の情報システム部門を持たない企業が少なくありません。そういった企業だからこそ、運用・保守に工数がかからないftServerで解決できる課題は多い」と続けた。

システムインテグレーターからの評価が高いftServerだが、中小企業への積極的な提案は決して多くはない。その要因は「高価」という印象があるためだろう。

確かに以前のftServerは、大規模システム向けとなっており、高価なものしかなかった。しかし最近では企業のIT予算に見合った提案ができるようになり、中小企業でも十分導入できるサーバーとなっているのだ。

「実際に見積もりをとったところ、クラウドのほうが高価でした。ftServerは予算内に収まっており、導入を決めました」と中村司氏は話す。

既存のIAサーバー2台をVMwareで仮想環境構築していたものから、Windows Hyper-VのftServer 1台構成への移行もスムーズに完了した。「導入したばかりなので、様子見という部分はありますが、インフラの信頼性が向上し、運用・保守の工数が削減されているのは確かです。障害が起きた際も、コンポーネントを差し替えるだけで済む、というのも安心です。長期間にわたり、当社の業務を支えるインフラになると大きく期待しています」と中村洋美氏。

ftServerでインフラの信頼性を向上させた北陸損保鑑定。安定したインフラとなったことで、これまでインフラの運用・保守に充てていた工数を、本業の損保鑑定業務や新サービスの導入準備などに使うことができそうだ。

インフラの構築・運用に課題を持つ中小企業にとって、北陸損保鑑定の事例は参考になるだろう。

北陸損保鑑定様 システム構成

北陸損保鑑定様 中小企業への無停止サーバー導入事例-システム構成図 ※本資料に掲載されている情報は2017年10月現在における概要を説明するものであり、通知なく変更される場合があります。
Interviewee
有限会社北陸損保鑑定_中村様
有限会社 北陸損保鑑定
代表取締役
中村 司
有限会社北陸損保鑑定_中村様
有限会社 北陸損保鑑定
取締役
中村 洋美
富士ゼロックス北陸株式会社_川上様
富士ゼロックス北陸株式会社
ソリューションサービス統括部
システムエンジニアリング部
SE2課
課長
川上 正春
富士ゼロックス北陸株式会社_山本様
富士ゼロックス北陸株式会社
ソリューションサービス統括部
システムエンジニアリング部
SE2課
山本 直緒
Profile
  • 社名
    有限会社 北陸損保鑑定
  • 本社所在地
    石川県金沢市片町2丁目2番15号
  • 設立
    昭和62年10月2日
  • 資本金
    1,000万円
  • 従業員数
    12名(うち登録鑑定人数10名)
  • 事業内容
    損害鑑定業務 - 損害鑑定は、損害保険登録鑑定人の主要業務です。 保険会社からの業務委託後、すみやかに現場調査の上、損害を被った建物、家財あるいは機械、商品等の保険価格と損害額を算出し、保険金支払直前までの一連の業務を行います。
  • URL
Profile
  • 社名
    富士ゼロックス北陸株式会社
  • 本社所在地
    石川県金沢市中橋町11-18
  • 設立
    1981年11月
  • 事業内容
    業務改善、オフィスの効率化等を目指したシステム提案によるプリンター、パーソナルコンピューター、その他システム商品の販売、サービス
  • 従業員数
    255名(2017年現在)
  • URL
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