お客さまのビジネスの価値を最大化する、ストラタスの無停止テクノロジー/日本ストラタステクノロジー株式会社
独自のフォールト・トレラント・アーキテクチャと豊富な経験に裏付けられた、
業界最高水準の可用性向上技術。
システムの可用性。つまり、あらゆる使用環境においても決して止まることのないポテンシャル。 今やこの分野では、他の追従を許さないデファクト・スタンダードを築き上げたストラタス。 コンティニュアム・シリーズは独自の技術と長年の経験により完成された「連続可用性(コンティニュアス・アベイラピリティ)」を、クリティカルなオンライン処理を必要とする、あらゆるビジネス・ニーズに対応させるために誕生したコンピュータです。 自己診断機能を備えた完全冗長構成のハードウェアによって実現されたフォールト・トレント・アーキテクチャが、まさに真の連続可用性を「意識することなく、すぐ使えるもの」として提供します。 CPUやメモリのアップグレードや保守作業は、クリティカルなアプリケーションを中断することなく、システムの性能を100パーセント維持しながら行うことができます。 システムの一部が故障した場合の処理の中断はもちろん、切り替えや性能の低下も、ストラタス・システムとはまったく無縁のものです。
最高レベルの完成度を誇るストラタスのフォールト・トレラント・アーキテクチャ。
シンプル・イズ・ベストの発想をもとに、その原理は単純明快です。
ストラタス・システムの内部では、個々のコンポーネント単位で冗長化が施され、単一故障による影響を徹底的に排除しています。各々のコンポーネントは、構造上の特性に適した手法により個別に耐故障性を実現しています。
プロセッサを例にとってフォールト・トレランスのしくみを紹介します。下の図は自己診断機能を持つプリント回路で構成されたCPUボードの内部です。AとB のロジックは完全に同一のものであり、同一の動作を同時に実行しています。両ロジックからの出力は比較回路で比較され二重化されたシステム・バスに送り出されます。比較回路が不一致を検出すると出力は遮断され、CPUボードはシステムから切り放されます。この自己診断を目的として内部が二重化されたCPU ボードが、さらにもう1枚同時に同一の動作を実行しています。このように、2枚一組すなわち四重化された回路が論理的に1つのプロセッサとして動作します。“Pair-and-Spare”(ペア・アンド・スペア)と呼ばれるこのしくみにおいては、一組(ペア)の一方がシステムから切り放されても、残った一方が動作を継続。処理の中断も性能低下も発生しません。
故障発生時に引き継ぎを行なうソフトウェア方式のフォールト・トレラント・コンピュータやハイ・アベイラビリティ・システムでは、切替えにより中断される処理の連続性を確保するためのリカバリ処理が発生します。ストラタス・システムでは、故障発生時に、冗長構成のハードウェア上で常に同時に実行されている処理のうちの一方が停止するだけであり、切替やリカバリの処理が発生しません。この「切替が発生しないこと」が連続可用性を達成する上で重大な意味を持っています。
切替えやリカバリといった異例処理のプログラムは、障害の検出も含めてそのメカニズムが正常処理よりも遥かに複雑で、すべてのケースを想定してテストやデバッグを行なうことはできません。特にハードウェアの故障に対するリカバリをソフトウェアで十分に行なうことは、現実には不可能であり、リカバリ・ソフトウェアにバグが発生する可能性はさらに高くなります。ソフトウェアの誤動作による二次障害も含めて障害発生の可能性を最少限にとどめることが、システム全体の可用性を高める重要な要件の一つであるといえます。また「故障時に一瞬も止まらない」というストラタス・システムの特性は、「復旧時間がゼロ、または瞬時であること」という最も厳しい可用性の要求レベルを満たすアーキテクチャであることを意味しています。
オープンな環境でコンティニュアス・アベイラビリティを実現する最新のソフトウェア、
2つのオペレーティングシステムを提供。
コンティニュアム・フォールト・トレラント・システム上では、600/1200シリーズ用としてストラタス独自のOLTP専用のOS-VOSと共に、ストラタスコンピュータと米国ヒューレット・パッカード社の間で締結された契約に基づいて97年より業界標準のHP-UX OSを搭載したコンティニュアム400シリーズのサポートを開始しました。これにより、 HP-UXで動作する多くのアプリケーションをコンティニュアム400シリーズ上でご利用いただけます。ストラタスのフォールト・トレラント・ハードウェア・プラットフォームをサポートするOSとして、ビジネス・ニーズに応じてOSを選択いただけます。現在、HP-UX OS搭載のコンティニュアム400シリーズとして4モデル、VOS OS搭載コンティニュアム600シリーズ、および、1200シリーズとして、それぞれ6モデル、および、4モデルをご提供しています。
ストラタス独自のオペレーティング・システム「VOS」
VOS(バーチャル・オペレーティング・システム)はストラタス社が開発したフォールト・トレラント環境での柔軟で効率のよい処理を実現するオンライン・トランザクション処理専用のオペレーティング・システムです。VOSは、豊富なプログラム開発機能と、システム資源/ユーザ資源の効率の良いスケジューリングと割り当てとを、システム・セキュリティ,ネットワーキング,フォールト・トレランスの各機能と一体化させて最適なオンライン・トランザクション処理環境を実現しています。VOSの持つ豊富な機能は、多様なプログラム開発環境と、オンライン・アプリケーション用の優れた動作環境を提供いたします。
VOSでは、豊富なコマンドが用意され、プログラムの開発をはじめ、システム情報の取得,ユーティリティの使用,システムの運用等を使い易いコマンドを使用して行なうことができます。
ストラタス・システムでは、複数のモジュール(ストラタス機の1台のモデルから成る最小構成単位)をLAN(StrataLink)や広域ネットワーク(StrataNet)で接続して分散システムを構築することができますが、これらの相互接続された複数のストラタス機はVOSの分散処理機能により、全体を一つのシステムとして使用し、遠隔地からのシステムの一元管理,資源の最適配分と共有化を図ることができます。
VOSはまた、ストラタスの二重化ハードウェアに対応したフォールト・トレラント・サービス機能,故障の自己診断と自動通知機能をサポートしています。オンライン・トランザクション処理専用OSとしてのVOSは、マルチ・プログラミングとマルチ・プロセッシングを標準的にサポートし、必要に応じてシステム資源を動的に各ユーザー・プロセスに割り当てます。プロセスは、1つのアプリケーション処理用としても、多数の入出力装置を管理するマルチタスクとしても生成することができます。また、高度な対話型プロセスでは頻繁にCPUアクセスができるようにし、バッチ型プロセスでは割り当てCPU時間は長い代わりにアクセス回数は少なくするよう、スケジューリング・パラメタの設定をきめ細かく行なうことが可能です。
業界標準HP-UXとフォールト・トレラント技術を融合した「ストラタスHP-UX」
1996年5月、ストラタスコンピュータとヒューレット・パッカード社は、ストラタスがHP社のHP-UXテクノロジのライセンス供給を受け、コンティニュアム・ファミリ上に移植する事に合意する契約を締結したと発表しました。この契約は1993年に締結された、ストラタスがHP社のPA-RISCチップ・アーキテクチャをコンティニュアム・ファミリの中に組み込むことを取り決めた技術提携の基本方針に関する契約をさらに押し進めたものです。
コンティニュアムのハードウェアとHP-UXオペレーティング・システム技術の組み合わせによって、アプリケーションのバイナリ互換が提供されます。これによって、現在HP-UX上で稼働しているビジネス・クリティカルなアプリケーションを、何ら変更することなくストラタスのコンティニュアム・フォールト・トレラント・システム上で稼働させることができるようになります。同時にストラタスは、 HP-UX上でサポートされる主要なソフトウェア製品群をコンティニュアムに搭載して再販売する契約も締結しています。
HP-UXとその動作環境は、お客様の基幹システム向けに最高のオペレーティング・システムを提供するために、一貫して世界最高クラスの品質保証と最高の技術との一体化を実現してきました。
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